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弊社の原点と経緯

HISTORY 00

「君のやっていることはデザインとは呼べない」

弊社代表が駆け出しの頃、デザイン会社の採用面接で言われたひと言。今でこそ「当時は何もわかっていなかった」と笑いますが、この言葉により、就職に失敗し続けた代表の反骨心は頂点に達します。

そして22歳、見知らぬ地東京、経験もクライアントもゼロの状態でフリーランスとして起業。完全に若気の至りですが、この代表の勢いと熱意、そして行動力こそが、弊社の原点です。

HISTORY 01

卓上だけのデザインにしない

代表はすべてがゼロの状態で起業したため、営業・企画・制作・経理など、ビジネスに必要なこれらすべての業務を1人でこなしてきました。

単純なデザイン作業だけでなく「経営」をする必要があったのです。デザイン表現にも自然と経営視点が入り、それが少しずつお客様に支持されていきました。

現在の弊社のクリエイティブが、卓上でデザインの見栄えばかりを気にするのではなく、より戦略設計プロセスを大切にしている所以です。

HISTORY 02

専門性を持たないという専門性

多くのデザイン会社およびデザイナーには、ある程度得意なデザイン領域があり、なかには特定分野を専門とする会社もあります。ところが、弊社はそんな専門性を持ち合わせていません。

弊社はこれまで、公共機関・IT・医療・芸能・飲食など、さまざまな業界のクリエイティブを担当してきました。クライアントゼロのフリーランスとして、がむしゃらに仕事を獲得してきた結果でもありますが、代表は当初より「デザインに専門性は必要ない」と考えています。100通りの問題があれば100通りのデザインがあります。多様なジャンルの経験によって高い応用力や問題解決力が備わっていき、仕事を重ねるごとに、その考えは確信へと変わっていきました。

そのため、たとえ未経験の業界・媒体であっても、人にメッセージを伝えるというコミュニケーションが本質です。どんなビジネスであれ、効果的な提案ができるようになりました。専門性を持たなかったからこそ培うことができた、弊社の専門性です。

HISTORY 03

デザインは形の翻訳

多様なジャンルの経験は、弊社が提供するデザインの強みを明確化しました。それは、伝えるべきことをわかりやすく形で翻訳することです。どんな業界・媒体であっても、デザインの役割は常に「コミュニケーションの手段」です。翻訳家が人種や文化背景も含め、細かなニュアンスまで伝わるようにして翻訳するように。ターゲットに届けるべきメッセージを、瞬間的かつ感覚的にわかりやすいカタチにして伝えます。

これには、事前にメッセージをわかりやすくすることも重要です。すぐにデザインを考えるのではなく、まずは徹底的に戦略を設計する。戦略がきちんとしていれば、伝えるべきメッセージはおのずと浮かび上がります。そうして、なすべくして整形された形の伝達力は瞬間的かつ感覚的にメッセージを伝えることができます。このようにして、弊社は一貫してコミュニケーションの設計~実施までを提供しています。

HISTORY 04

価値を見出し育てる

ここまでくると、デザインはコミュニケーションツールでしかない、とも言えます。より重要なのは、価値を見出し、適切に伝え、育てていくという、長期的な面も含めた戦略設計です。

まずは世の中のニーズと、お客様の提供するシーズの交点から、真の価値を見出す。その価値を伝える際、目の前の利益ばかりを考えるようではいけません。年月をかけて効果的な価値の発信を積み重ねていく『価値の差積化』をすることで、商品やブランドのイメージをより強固に育てていけるのです。

弊社では「とりあえず今がよければいい」という仕事はしません。すべてのデザイン業務において、今だけでなく未来のことも考え、できる限り長期間支え続けていくことをめざします。

これから担当する事業で「ひと旗あげたい」と考えているあなたへ。弊社のクリエイティブを、ぜひお役立てください。