月別: 2018年4月

狩野英孝とブランディング

何を基準に物を買うのか

 

みなさんは物を買う時、ヒトに頼む時に何を基準にしていますか?

値段や品質など様々理由はありますが、信用ということも大きな理由の一つではないですかね。

その信用ってなんですかね?

これは知っているということが大きいと思います。
知人だから頼んだ。友人がいいと言っていた。テレビで見たことがある。ネットで好評だった。雑誌で紹介されていた。その物に対する情報があればあるほど信頼性の順位が上がります。

好きか嫌いかの判断に『知っている』ということが大きく関わってくると思います。
 
 

ラーメン、つけ麺、僕イケメン!

 
ぼくは以前から面白いなと思っていた人物がお笑い芸人の狩野英孝さんです。

今では売れっ子芸人の一人ですよね。ぼくも大好きです。

でも狩野英孝さんってこんな人気者でしたっけ?最初にテレビに出て来たトキってどちらかというと、「気持ち悪い」「ナルシスト」みたいなイメージで特に女性層の指示を得ていなかったと思います。

では何故、狩野英孝さんは嫌われ者から人気者になったんでしょうか?

狩野英孝さんが某番組で何度もどっきりを仕掛けられて、そのナルシストなネタと性格で女性層の反感を買っていました。しかし、どっきりを繰り返し仕掛けられ様々な芸人さんにいじられているうちに、「天然でいじられたら面白い!ずるい!」「狩野英孝はピュア」と芸人さんから言われるようになり、狩野英孝さんのナルシストな性格があまりにも行き過ぎていて、「本当にバカだなあ、でもピュアな性格だな」と認識するようになりました。これは芸人の評判という情報と狩野英孝さん自身の性格という情報が何度も重なった。『芸人狩野英孝』というより『狩野英孝』という一人の人が認知されたことで本当の魅力が見えたのかも知れません。

そうなると『ネタ』という接点から『人』という接点で繋がることになります。

「この人はこうやって笑え。」みたいな感覚を誰に教えられることもなく、頭の中の説明書みたいなものが出来上がった時に、面白くない→面白いに切り替わったのではないでしょうか。今ではマセキ幼稚園などといわれ、出川哲郎さんと肩を並べる天然愛されキャラですね。

おそらく日常でもこういったケースはよくあることだとおもいます。

・初対面で暗い人だなーと思ったけど、仲良くなるととても気なくな人。
・結婚式のお互いの初印象は?チャラい人。でもよく知るとすごく一途で誠実でした。

みたいに相手を知れば好きになることって多いと思うんです。知ってもらうってすごく重要ですね。そして深く愛されるためには必要なことですね。

これはブランディング設計の一部分にすごく似ています。
『ユーザーの頭の中』と『企業の頭の中』がつながる接点を企業活動やクリエイティブを通じて繋げます。
知ってるということは何も愛されるという効果だけでなく、さまざまなところで利点を生みます。

目に見えやすい価値

その一つは価格です。ブランドと聞いて『物の価値をあげて高く売る』ようなイメージに直結しがちですが、それだけではありません。
商品の値段や売り上げは変わらすとも、知ってることで生まれる目に見えない利益はたくさんあります。

例えば、サービスの質と評価です。

A.5万円で買ったハイヒールのかかとがすぐ壊れた。
B.1,000円のヒールがすぐに壊れた。

「10万円もしたのに価値がないわ。」
「1,000円だから仕方ないわね。」

と評価は変わると思います。同じマイナスイメージでもその評価の落ち幅は違いますね。

ここで10万円のハイヒールが壊れた旨をショップに連絡したら、店員さんが即日新品を用意してくれた。というヒストリーがあったらどうでしょうか。

「さすが10万円もするだけあって対応は親切ね。」
と相応の評価を取り戻せるかもしれません。

ハイヒールは価格相場がわかりやすい商品ですが、今度は価格価値がわかりにくいサービス。
それに付随するお話を少し。
 
 

目に見えにくい価値

 
商品のように定価がないサービスは見積もりが必要ですね。うちの「サービスは高価なサービスだ。」と思ってはいるものの、ユーザーとの頭の中が結びついていないと、価格間の大きくずれた相手とやりとりをする機会が増えます。

同じ売り上げ100万円(それぞれ1件20万円)
A.見積もり10件に対して5件の成立。
B.見積もり50件に対して5件。

同じに見えて
見積もりに掛る時間は1時間。スタッフ1人の時給が3,000円と仮定した場合。
50件=50時間×3,000=150,000円
見えないところでこれだけの人的経費がかかっています。

つまり
Aは利益として97万円
Bは利益として85万円

またスタッフ1人の時間が削られることによってほかの作業が止まり生産性低下。
問い合わせをくれたユーザーからは、『高い』という誤解による印象を残してしまいます。
 
ブランディング=イメージアップ
得体の知れない効果に『?』を抱いている方も多いと思いますが、
見えない効果を数字にしてみると面白いですね。

ここで、サービスの質が高品質高価格とユーザー側が認知した上で問い合わせが入っていれば
Aのようなパターンに近づけやすいです。
初めから安価なサービスを求めるユーザが少なくなるからです。
 
 

数字=効果?

 
広告をだして問い合わせが増えた。webマーケティングを行いアクセスが急上昇した。
数字が出たことが単純に、プラスになっているかは別の話です。

私自身も問い合わせが増えたことにより、気持ちが高ぶった経験はありますが
裏を返せば手間が増えた。負担が増えた。利益が下がった。

ということを実体験したこともあります。

『知っている』=頭の中のイメージが結びつく効果は計り知れない目に見えない利益を生みます。
また、この『知っている』の深度を高めることによりさらなる効果を生み出すのですが、
それは資料数十ページに及ぶお話になるので、しっかり聞きたい人にプレゼンしてきますね。

ユーザーの求めることと、企業の頭の中をつなげるコミュニケーションがいかに利益をもたらすかを知ると
デザインの役割と効果がなんなのかが見えてきます。

以上『デザインはカタチを通じて翻訳すること』

imac2017 デザイナー用のスペックと、どこで買うべきか?検討した結果カスタム購入を安く購入できた!

ほぼ10年近く使っているメインマシーン imac 27inchi 2009 lateを流石に買い換えることを検討。長く愛用して来たmacです。4年ほど前にHDDをSSD512G自作で交換。これといった故障などなくバリバリ動いてくれていましたが、仕事が溜まっている状態でろくにメンテナンスもせずにいたため、ストレージの容量のシステムがおかしいことに。システムが日に日に膨れ上がってきている状態でメンテナンス=再インストールなどで問題解決はできそうなのでしたが、この機会に新調を決意。
   

現在の環境

 
私はフリーランスでグラフィックデザイナーをしていまして、主に紙やウェブの仕事しています。
パンフなど多くて40Pくらい、WEBデザインは数千ページの案件などもあったりしますが、重いものでも数GBクラスのデータしか扱いません。
たまに映像編集などもしますが、メインはphotoshopとillustratorです。
メインマシンは上記にimac27inchiで作業を行いつつ、色を見るときはサブディスプレイでeizo社のカラーマネジメントモニターを使用。
macbook proを打ち合わせや外での作業用に、ipad/ipad mini第一世代使い分けています。(ipadは出番少。そしてサポート終了してしまった見放された悲しいipad)
webブラウザ確認用のwindow10。
abobeはcs6です。

まずは機種選び

まず検討したのがimacを買い換えるか、メインにあえてmacbook proを持ってくるか。
macbook pro +ディスプレイをeizo社のカラーマネジメントモニター+もう一台購入することを検討しました。
 
 

スペック比較

 
今回はメインマシンなのでmacbookとairは候補から除外。15インチmacbookから比較。

現スペックのmacbook proはメインにするには少し物足りない。
家電量販店でも聞いてみたところこのクラスがいいかなと思いました。
魅力はCore i 7。SSD。
なぜノートを検討したかとゆうと、外出先での環境をこの一台に統一すれば外でも中でも仕事ができる。
中の作業は、ディスプレイ繋げば解決するし、そのまま持ち出しできるのはdroboxに入れるの忘れた。。とかフォント問題とか、最新の状態でいつでもどこでも、っていうのが便利かなと思ったんですが、、

外で落としてメインマシン壊れたらやばくないか?一台で管理ってめちゃ危険じゃないか?
とふと冷静になって考えたところ、この選択は無しだ!と思いました。

で、デスクトップ一択に。

続きまして、ここが皆様も迷われるところかもしれませんが「どのスペック買えばいいの?」ってところです。
そしてimac購入でさらに悩みどころFushion drive or SSD ?

ざっくりFushion drive or SSD(詳しくはわかってない。。)

Fushion drive=よく使う作業はSSD領域で高速化。それ以外はHDD。
ストレージもSSDに比較すると大容量なので、データを外部ディスクに置くことなくガンガン作業できる。
まさにいいとこ取り!

SSD=全てが高速領域。ストレージ容量少ない。高い。

おー!Fushion ってすごくいいじゃないかーー!
デスクトップに編集中の作業が溜まるので容量はやっぱりほしい。

同じ1TBで比較すると
SSDにすると+77000円

だいぶ違います。
よしFushionだ!となりがちなのですが、ちゃんと家電量販店の定員さんに聞いています。
Fusihonのいいとこどりの『よく使う作業はSSD領域で高速化。』というのが自分で選択できないんらしいのです。
なのでイラレを使っている間は高速/低速のどちらを使っているのかわからないとのこと。なんともアバウト。

今回の購入はメインマシン。今より快適な作業環境を手に入れることが目的なので少々お金は出そうと決めていたので、
SSDに決意。

カスタマイズできる店舗について

この時点でSSDを中心に考えることにしたのですが、macは標準=家電量販店での購入は基本的にネットでも最初に表示させるカスタムがないタイプのみしか扱っていない店舗が多いです。

カスタマイズ=SSDにしたければアップルストアでの購入となります。
しかしながら量販店は全店舗ではないですが、ヤマダ電機やビックカメラなどでも、特に新宿とか池袋の激戦区ではカスタマイズ購入できるんです。
アップルストアは基本値引きなし。できれば量販店で値引きやポイントがほしいところ。
   

カスタマイズ中心に考えると27inchi一択。

どのマックにするか問題はまだ終わっていません。次に21or27です。
サブディスプレイを使えば、作業領域を拡大できるので21でも良いかなと思っていました。

ここで一番ロークラスの21と27を比較。モニターの違いだけではないですね。
スペックが色々違って来ています。21インチをカスタマイズしてハイクラスにするなら値段的にも最初から27の方がいいかなと思いました。
それ以上に一番の決め手はメモリ。『27インチは、メモリスロットが開いて自分で増強できます。』この自分で増強というところが後ほど説明しますがお得に買えるポイントです!
 
 

スペックと値段

 
27インチにすると決めたので3スペックのどれにするか比較。
上位機種と下位機種の差は値段にして50,000円強。税込だと60,000円です。
いいのを買って長く使おうと思い上位機種一番右を検討。

やっぱり、ちょっとでも安く買いたいですよね。
とりあえず家電量販店に行ってみると、ヤマダ電機が安い。
渋谷店では上位機種でカスタム無しで現金値引+ポイント7%。ビックカメラは5%
上位機種30000円以上は安く購入できる。
で、カスタマイズ注文です。…………カスタマイズはできるのですが、それをすると値引きなしでポイントもつかないんですって。
出荷まで2週間以上かかるとのこ。

アップルストアでいいやん。

その時、『保証はできないですが、ひょっとすると池袋店だとカスタマイズ購入でポイントつけて買えるかも。』という情報を渋谷店店員さんから聞いてました。
 
 

マック最安はヤマダ電機池袋店

 
というわけで仕事の合間を縫って池袋のヤマダ電機へ。

私が購入しようとしたカスタマイズが上記。
理由としてハイクラスを選んだのは、i7プロセッサ可能カスタムとSSDへのカスタムの費用が抑えられる点とマックス64GBのメモリ増強が可能だから。
ロークラス=SSD512GB +33000円 i7プロセッサ不可 メモリ最大32GB
ハイクラス=SSD512GB+0円  i7プロセッサ+22000円
これをベースに相談しようとしてみると、なんと池袋店カスタマイズ対応+ポイントがつくというのです。
さらに驚いたのでがカスタマイズした合計金額にポイントが10%!つまり上記だと45580円分のポイント付与!すごいお得!

ここまで行けばいっそimacpro買ったほうがいいんじゃない?

で、さらにスペックについても相談。
店員さんにグラフィック関係のソフトを主に扱うことを相談すると、「このスペックだと持て余しますよ」と答えてくれた。

i7プロセッサですが、現状の用途を聞いていると2人暮らしで4LDKに住むようなもの。つまり2部屋空いてる状態。なるほど!もったいないですね。
メモリですが、実際グラフィックphotoshop/illustratorの作業くらいでは32GBあれば充分すぎるらしいです。
実際にメモリ32と64GBのPSDの比較が乗っている記事もあったのですが10%程度のパフォーマンスの違いしかでない。
そしてメモリ増設もマック純正なら32GBにするのも+66000円かかるのですが、社外品で代用する手があるということ。
27インチを選んだ理由として前述した『『27インチは、メモリスロットが開いて自分で増強できます。』という一文。ここにつながって来ます。

『ロークラスでSSD積んだ形で、充分ストレスのない環境が作れると思います。』
と教えていただいた結果

imac 5K 27インチ(ロークラス 一番左のタイプ) にmagictrackpad2(持ってなかったので)+keybordテンキー付き(自分の場合ショートカット使うのに慣れてるので必須)
に上記のカスタマイズスペックで購入を決意。

455,800円税別→238,800円税別
実はこの相談させてもらった店員さん、macマイスターなる資格を持っている店員さんらしい。
メインアプリ速度10%程度の違いにこの差額はなあと冷静に判断。

さらに!ここからがヤマダの本気!
マックは基本的に量販店ではカスタムできない。値引きしない。ポイントつかない。
交渉を重ねた結果、なんとカスタムありでポイント13%、なおかつプレミア会員(速退会可能)になって2%
なんと合計15% しかも2%は消費税込みの価格から!

238,800円税別→実質202,598円 36000円分近くのポイント
ここに本来メモリー+66000円になるはずですがcrucialの増強メモリを購入。二つで約44000円純正より-22000円。

普通に買うより
58000円近くお得に。

 

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01L6OC9X4/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
8GB×2+8GB×2で形32GB
これをアマゾンで購入。

最終

455,800円税別→約246000円税別
で半額くらいに。

ヤマダ電機池袋店!ありがとう!!

私調べの大したものではないですがヤマダ電機池袋店が最安なのでは?
さらに専門的なアドバイスもいただけてサービスも充分。
さらに驚いたのが到着日時。量販店のカスタム注文は通常できない。できたとしても遅い(2週間以上が当たり前)とのことでしたが
1週間経たずに到着!!

万歳ヤマダ電機池袋店!

ちょっと誤算は新しいimacはabobeCS6使えないこと。で、この機会にCCに移行しました。

メールやチャットワークなどのアプリ、サブディスプレイ、Time Machine、webブラウザなどを常時動かしながらitunes音楽再生。
photoshop/illustrator/brigeなどで同時作業というのが通常のワークです。

実際にかなり既存環境よりも、快適に(実感できるレベル)改善されました。
特にphotoshop!効果の砂時計がでない。保存がめちゃ早い!200MBくらいのデータなら保存1秒内。下位機種のimac2017にメモリSSDカスタムでパフォーマンス!

快適な環境を手に入れられて満足です。
これで溜まった仕事も新年度からはバリバリこなしていきますよ!

あと、浮いたお金でipadpro+ペンシル購入しました。
これも、もちろんヤマダ電機池袋店。知り合いの店員さんがいて、なんと交渉で現金値引+ポイント15%マックスで購入。
ipadpro使用してまだ日は浅いですが、仕事効率化間違い無しで感動すらしています!全然使いこなせていませんが、なぜもっと早く買わなかったのかと後悔すらしています。はっきり言って、今までのipadとは別物です。これは高いけど価値ありますよ。クリエイティブ系の仕事には超絶オススメです。
   
まとめ

・imac買うなら27インチ
・ヤマダ電機池袋店で購入せよ
・メモリ増強は外部品
・スペックは自分に見合ったものを店員さんに相談しよう
・ipad proは超おすすめ